あなたが最後に乳がん検診を受けたのはいつですか?
忙しさや、『痛そう』『怖い』というイメージから、後回しにしてしまいがちな乳がん検診。
しかし、わずかな時間で受けられる検診が、これからの人生を守るきっかけになるかもしれません。
乳がんになる割合、知っていますか?
乳がんは女性がかかるがんの中で最も多いがんです。
一人の女性が生涯に乳がんにかかる割合は、年々増え続けています。今では約9人に1人が乳がんになり、約60人に1人が乳がんで亡くなるとされています。
乳がんは、みなさんが思っているよりもずっと、身近な病気なのです。
しかし、早期に発見・治療ができれば治る確率が高い病気でもあります。
大切なのは、乳がんについて正しい知識を身につけておくことです。
マンモグラフィーとエコーどっちがいいの?
乳がん検診を受ける際に、マンモグラフィーとエコーどちらが良いか迷ってしまったという方も少なくないのではないでしょうか。
実は、一概にどちらが良いとは言えません。それぞれに見つけやすい病変が異なるので、年齢や乳房の状態に合わせて選択することが重要です。
それでも迷ってしまう、そんなときはスタッフにご相談ください。
お一人おひとりに合った検査方法を一緒に考えます。
また、当院ではマンモグラフィー・乳房エコーともに全て女性技師が担当しています。
検査での不安な事や気になる事、なんでもお気軽にお声がけください。
マンモグラフィーは痛い?
【マンモグラフィー=痛い】というイメージを持っている方は多く、それを理由に乳がん検診を受けていないという方もいらっしゃるかと思います。
痛みの感じ方には個人差がありますが、痛みを伴うというのは事実です。
初期の乳がんの特徴として、とても小さな石灰化が見られることがあります。
その小さな石灰化を写しだすために、乳房を専用の機械で圧迫し、薄く広げる必要があるのです。その際に、一時的に痛みを感じことがあります。
精度の高い検査にするため、とはいえ、痛いのは嫌ですよね。
今回は、痛みを和らげるポイントをいくつか紹介します。
ポイント① 受診のタイミングは生理終了後から1週間くらいの間
排卵後~生理前・生理中はホルモンの影響を受け、乳房が張り痛みを感じやすいとされています。乳房の張りがなく、やわらかい時期に検査を受けることをおすすめします。
ポイント② 検査中はリラックス
体に力が入っていると、筋肉が硬くなり痛みを感じやすくなります。検査中は肩の力を抜いて自然な呼吸でリラックスしましょう。
ポイント③ 撮影する技師とのコミュニケーション
過去の検診で痛みが強かった経験があることや、不安な事、どんな些細な事でも構いません。撮影を担当する技師にお伝えください。また、痛みが強いとき、無理に我慢してしまうと血圧が下がって体調が悪くなってしまうこともあります。遠慮や我慢はいりません。痛みが強ければ、その場でお伝えください。
マンモグラフィー・サンデー、ご存じですか?
マンモグラフィー・サンデーとは、「10月第3日曜日に全国どこででも乳がん検診ができる環境づくり」という取り組みです。平日は忙しくて乳がん検診を受けられないという女性のために全国の賛同医療機関で実施しています。当院も昨年から参加しています。
今年は、2026年10月18日(日)に開催予定です。
平日は時間がなくてなかなか…という方、ぜひこの機会に乳がん検診を受けてみませんか?
おわりに
乳がんは、早期発見・早期治療で完治する可能性が高い病気です。大切なのは、「症状がないから大丈夫」ではなく、「症状がない今だからこそ検診を受ける」という意識です。
あなた自身、そして大切な人の笑顔を守るために。
まずは一歩、乳がん検診を受けてみませんか。