小林記念病院 介護福祉士
TAKESHI YASEO

特別養護老人ホームひまわり・安城(2017 年4 月入職)入職後、特別養護老人ホームひまわりへ配属され、2018 年4月より特別養護老人ホームひまわり・安城の入居部にて勤務。趣味は、音楽鑑賞やドライブ。ギターの練習に励んでいます。

介護福祉士を目指した理由は?

高校生の頃、伯母から「きっと介護福祉士に向いているよ」と言われたことがきっかけです。伯母は介護福祉士として働いており、話を聞く機会も多く、身近な職業でした。また祖父母と暮らしていることもあり、元々お年寄りの方と接することが好きでした。近所のお年寄りとも道端で話に盛り上がることもしょっちゅう。そんな自分自身の性格から、人と関わる仕事に就きたいと考えていたため、介護福祉士を目指しました。

介護福祉士として働く今は、毎日がとても楽しいです。利用者さんと1日のほとんどを一緒に過ごすことができ、元気になっていく姿や、「ありがとう」と言われた際には、特にやりがいを感じます。

特別養護老人ホームの介護福祉士はどんな仕事?

要介護3以上の方が入居されています。認知症の方も多く、感情の起伏が激しく、驚く行動をすることが多々あります。しかし、その中でその人に合った対応方法を見つけ出すことは、大変ではありますが、介護職としての面白さの一つです。例えば、家に帰りたいため、どこかに行こうとする方もいらっしゃいます。その時に「娘さんから、ご飯食べて待っててね。と連絡がありましたよ」と伝えると、「じゃあここで待ってる」と、落ち着く方もいらっしゃいます。入浴時には「娘さんお迎えに来れなくなったから、今日は泊まっていって下さい」と話をします。嘘をつくことは心苦しいですが、ご家族のことなど利用者さんに安心して過ごしてもらえるような話をするようにしています。

また大切な命を預かっています。利用者さんの小さな変化にも注意を払い、情報の共有、報連相の徹底に、最も心掛けています。問題が発生しないよう、利用者さんが少しでも快適かつ安心安全に過ごしてもらえるよう、日々努めています。

■ 愛生館を選んだ理由は?

地元西三河で、ユニット型特養での勤務を希望していました。一人ひとりの利用者さんと深く関わりたいと考えていたからです。その中で、勤務地、給与、休日など、愛生館が一番自分自身の条件にピッタリでした。そして愛生館には、病院、様々な施設があり、将来色々な経験が出来ることも魅力でした。まだ特養での経験しかありませんが、今後新しい経験が出来るチャンスがあることも楽しみです。

■ 職場ではどんな役割?

現在、情報収集、ユニット内の意見や提案をまとめる役割を担っています。まだ2年目であったため、とても不安でしたが、当時の上長推薦もありチャレンジさせて頂きました。まだまだ勉強中ですが、利用者さんが安心して暮らせる環境となるよう、よい雰囲気作りなど臨機応変な対応を心掛けています。

また介護施設における高齢者見守りシステムの研究にも参加しています。今後、超少子高齢化社会が進み、介護職員不足が深刻化します。利用者さんの安全はもちろん、介護職員がより働きやすい環境作りに少しでも参加出来るよう努めています。

■ 愛生館はどんな職場?

あらゆる点で、とても恵まれていると感じています。大変だと思ったことがないわけではありませんが、辞めたいと思ったことは一度もありません。姉に「どれだけ休みがあるの?」と聞かれるほど、お休みもしっかりと取ることが出来ます。

入職して2週間新入職員研修がありました。2週間丸々研修期間を設けてもらえることは、珍しいと思います。社会人としての基本、専門知識など様々なことを学ぶことが出来ます。同期とも親交を深めることが出来ました。配属後も、ご飯に行き相談に乗ってくれるなど、同期にはとても支えられています。普段は、バラバラの施設で勤務しているため、なかなか会えない寂しさはありますが、いつでも頼れる大切な存在です。そして刺激を受ける存在でもあります。新入職員研修は、貴重な時間です。有意義に過ごしてくださいね。