よりよい毎日を送って欲しい。そのお手伝いが少しでもしたい。
SAORI HATTORI

入職後、老人保健施設ひまわりにて勤務(17年10月より副主任)。
趣味は、映画鑑賞とスノーボード。毎回ドキドキしながらジャンプも楽しんでいます。

介護福祉士を目指した理由は?

中学生の頃から、デイサービスや地域のゲートボール大会のお手伝いなど、ボランティアに毎月参加をしていました。とても楽しく、お年寄りの方と話をすることが自然と好きになりました。一時期は、保育の道にも興味があり勉強をしました。しかし、お年寄りの方といると、より自分が優しい気持ちでいられることに気付き介護福祉士を目指しました。人生の最期が近付くお年寄りの方に、「よりよい毎日を送って欲しい。そのお手伝いが少しでもしたい」と思っています。

認知症の利用者さんも多く、数ヶ月一緒に過ごしても、常に「初めまして」のことがあります。久々にお会いした時、「あ!あんたか!元気?最近行き会わないね」と思い出してくれた時の笑顔と元気な姿に、元気をもらっています。

老人保健施設の介護福祉士はどんな仕事?

老健の利用者さんは、在宅復帰を目指しています。ADL(日常生活動作)を下げない様、リハビリスタッフと連携し、身体レベルの向上・維持に取り組んでいます。リハビリ時間は毎日20分と限られているため、日常生活の中でどれだけ体を動かし、訓練するかが大切です。利用者さん自身で出来る事は見守り、時に手を差し伸べる。どんなにゆっくりであっても、そっと寄り添うことを心掛けています。すぐに手を差し伸べてしまいそうになる時も多々ありますが、グッと堪えます。「家に帰れて良かった」と1日でも早く思ってもらえるよう、利用者さんを一番近くで応援する存在でありたいと思っています。

また365日24時間体制のため、夜勤や早番、遅番など勤務体制も様々です。入職当時は、体が慣れず大変でした。しかし今では、それぞれの勤務体制に応じた時間の使い方を見つけ、プライベートも充実しています。その分、仕事も目標を持ち、日々前向きに取り組むことが出来ています。

職場ではどんな役割?

副主任として、勤務表作成や目標面談、主任業務の補佐などをしています。任された当初は、正直「何で私なんだろう?」と思いました。しかし、周りのスタッフみんながサポートしてくれ、とても助けられています。2ヶ月に1回行う面談では、目標の進捗確認のみではなく、勤務や体調などに問題ないか必ず確認します。言いやすい、言いにくいなどあると思いますが、なるべくスタッフの様子に気を配り、声を掛けるようにしています。また教育や指導が苦手で、自信をなくす時もあります。指導者研修などに参加し、その人に合った指導が出来るよう日々勉強中です。人としても介護福祉士としても、成長をしたいと思っています。

愛生館では、若い人にもチャンスが巡ってきます。その時は、積極的に恐れずチャレンジしてくださいね。

愛生館を選んだ理由は?

「別の施設でも経験をしてみたい。でも、このまま介護職をずっと続けるべきなのか」と悩む時期がありました。以前の職場を退職し、営業職に転職。しかし、数字に追われるより、やっぱり人と接する仕事がしたいと改めて感じました。そんな時、碧南市にある特別養護老人ホームひまわりが開設するチラシを見つけ、ホームページを検索。従業員の明るい雰囲気や、年間休日、福利厚生などが整っているところに惹かれました。私も利用者さんと笑顔で関わり合える従業員になりたいと思い、入職を希望。特養ではなく、老健への配属となりましたが、利用者さんの在宅復帰を目指して、日々楽しく介護に携わっています。

愛生館はどんな職場?

愛生館理念でもある「全従業員の物心両面の幸福」を、考えてくれる職場です。コミュニケーションが図りやすく、人間関係に困ったことはありません。新入職員には、年代の近いスタッフがトレーナーとして付きます。相談事もしやすく、すぐに馴染めると思いますよ。もちろん介護職経験のない方でも、教育制度が整っているので、半年から1年で一通りの業務が出来るようになります。安心してくださいね。 利用者さんに喜んでもらいたいと思い、大正琴を練習しました。懐かしい曲を弾くと、利用者さんもみんな手拍子をしながら口ずさみ、楽しんでくれています。もっとレパートリーを増やし、利用者さんと楽しんでいきたいです。 育児休暇制度も沢山の人が利用しています。愛生館には2つ託児所が完備されてます。安心して仕事が出来るのは、とても有難いことです。将来利用したいと考えています。