子供の頃から、憧れの職業でした。
YUNA EMOTO

小林記念病院(2015年4月入職:7年)

回復期リハビリ病棟を経験し、現在は慢性期リハビリ病棟にて勤務。
趣味は、ライブ、野球観戦、ドライブ

■ 看護師を目指した理由は?

子供の頃から、憧れの職業でした。

高校生の時、母が入院。初めての事で、どうしていいのか分からず家族中パニック。 色々な事が手に付かず、学校でも落ち着かない日々でした。 そんな中、看護師さんの手厚いサポート、心配や不安な気持ちが和らぐ言葉、やさしい笑顔に本当に助けられました。

この経験で「患者さんやご家族の支えとなれる人になりたい」という想いが強くなり、看護師を目指しました。

病院に入院されている患者さんもご家族も、不安や寂しさなど様々な感情を抱えていると思います。少しでも和らぐよう、患者さんの目を見て話をし、相手の気持ちを考え行動する事を常に心掛けています。

■ 病院ではどのような役割?

病棟のチームサブリーダーをしています。「後輩も増え、中堅になってきた私だからこその役割がある。スタッフ同士コミュニケーションをよく図り、信頼関係を築いて、より良いチームにしたい。」と考えています。大切にしている事は、スタッフ同士で患者さんの情報共有をする事と笑顔でいる事です。いつでも、誰からでも、声を掛けやすい存在になれるよう努めています。

また褥瘡予防委員として、回診補助などをしています。自分で体位変換が出来ない患者さんにとっては、体勢も制限がされ、とても辛い状況です。痛みを全て理解してあげる事は出来ませんが、患者さんに声を掛けながら体位変換をするなどの、安心に繋がるようなケアを心掛けています。

■ 愛生館を選んだ理由は?

学校からの勧めがあり、見学へ行きました。スタッフがとても明るく、元気に仕事をする姿を見て、愛生館に惹かれました。そして、私も一員となり、働いている姿が想像出来たからです。

入職したての頃は、分からない事の連続で落ち込む事も、嫌になる事もありました。今では、刺激し合える多くの仲間がいる、大切な職場です。

■ 愛生館はどんな職場?

現在勤務している慢性期リハビリ病棟(療養病棟)には、透析、難病、がんや終末期の方など様々な患者さんがいらっしゃいます。医師、薬剤師、リハビリなど多職種のスタッフと連携し、一人ひとりの患者さんに向き合っています。

愛生館のスタッフ全員が、“利用者第一主義”を念頭に、患者さんのニーズに応え、喜んで頂けるよう日々業務に努めているように感じています。

困っている事は、患者さんを搬送する際、院内のエレベーターが少し狭い事です。それも歴史ある病院だからこそだと思っています。少しずつですが、患者さんにとっても、スタッフにとっても、より良い環境へ改修工事も進められています。