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トレーニングセンター情報

リハビリの内容

トレーニング中の様子

専門職による身体機能評価に基づき、リハビリの目標達成に向けた、個別性の高いトレーニングをご提案します。痛みのある方には、ストレッチポールやひめトレポールなど、話題のツールを使用した「筋肉の強張りを取る運動」もご提案します。健康運動指導士・実践指導者による集団体操は、日常生活に必要な動作を訓練するためのものや、音に合わせて身体を動かすダンスプログラム等、盛りだくさんの内容です。

認知症予防プログラム

認知症予防のために、「自分が今、どんなことをするといいのか」が分かるアプリ「CogEvo®」を使用して、認知機能における「得意分野」と「苦手分野」の評価を行います。評価結果を基に個別性の高い脳トレプリントをご提案します。実際に使用された利用者さんからは「楽しい!」「家でもやりたい!」「苦手な分野が分かって嬉しい!」との声が上がっています。

⇒「CogEvo®」とは

日常生活に必要な動作の練習

浴槽のまたぎ動作や立位姿勢を保持しながらの家事動作、自転車の練習等、日常生活に即した内容のトレーニングを提案することも可能です。生活する上で欠かせない動作についてお悩みの方、私たちと一緒に「できた!」を増やしませんか?

趣味活動再開に向けた動作の練習

趣味活動再開に向けて、動作評価はもちろん、専門職による動作指導も行います。また、「現地までの移動練習」も行っています。実際に趣味活動を再開する日は、従業員が同行することも可能です。

畑作業

施設内にある「ひまわり農園」で畑作業を行うことができます。転倒に留意した環境で、野菜や花を育てています。畑作業再開に向けた動作練習も可能です。休憩用ベンチもあるので、一息つきながら作業を行うことができます。

スケジュール

口腔リハビリ

言語聴覚士による「飲み込み」「発声・発語」「呼吸」のリハビリ 

様々な病気の後遺症や加齢によって、話しにくさや飲み込みにくさを感じる方はたくさんいらっしゃいます。トレーニングセンターでは、言語聴覚士による評価と、状態に合わせたリハビリを提供することができます。「安全に美味しく食べること」や、「周囲の方と楽しくお話しをすること」は、「元気な人生」を送るための第一歩です。筋力訓練のようなものばかりではなく、カラオケや簡単な体操といった、楽しみながら行うリハビリもたくさんあります。興味のある方は一度ご相談ください。

歯科衛生士による歯磨き指導

高齢になると、「歯がぐらぐらになる」「入れ歯が必要になる」「歯の本数が減る」など、歯磨きがし辛い口腔環境へと変化していきます。そのため、「十分に歯が磨けていない人」もたくさんいらっしゃいます。ひまわりには歯科衛生士が常駐しているため、口腔内のお悩みを聞いたり、歯磨きのアドバイス等を行うことができます。

栄養指導

トレーニングの効果を高めるには、栄養状態が整っていることが必須です。しかし、高齢になると「低栄養状態」である方が多いのが現実です。 ひまわりには管理栄養士が常駐しており、栄養相談や栄養管理を行うことができます。栄養管理の支援を通して、トレーニングセンターでの運動量設定のための栄養評価と、必要なアドバイスを行っています。興味のある方や栄養状態に不安にある方は、ぜひ一度ご相談ください。

イベント

歯ピカ講習会(1回/年)

「口腔ケアに対する意識向上」を目的としたベントを年に1回開催しています。テーマは「戦略的老化~健口寿命が延びれば、生活の質が向上する~」です。 歯科医師・歯科衛生士・言語聴覚士による講話と実技演習を行います。ご家族、担当ケアマネジャーの参加も可能です。気になる方はお問い合わせください。 

口腔運動会(1回/年)

言語聴覚士が実際にリハビリとして行っているトレーニングを、運動会用にアレンジした競技を3種目行います。1年に1回の開催ですが、大人気のイベントです。 参加された方からは「自身の口腔機能に対する意識を改めるきっかけになった」との声が上がっています。

調理実習と栄養講話(2回/年)

施設内にある「ひまわり農園」で採れた野菜を使用して、調理実習を行います。野菜だけではなくチーズや豆乳等のタンパク質も使用します。実習後は使用した食材の栄養素について管理栄養士から説明を行います。分かるようで分からない「栄養」について詳しく知ることができるイベントです。

栄養クイズ大会・栄養補助食品試飲会(不定期)

「利用者の栄養に対する意識向上」を目的に、不定期で開催しています。 栄養クイズ大会は、栄養について「知ってほしいこと」をクイズ形式で出題し、正しい知識を学ぶことができるイベントです。 栄養補助食品試飲会では、最新の商品や豆乳などの試飲と、筋肉の素となる栄養素、「タンパク質」に特化した内容の講話を行います。

クラブ活動・その他

きっかけは一人の利用者さんからの「新しいことに挑戦してみたい」でした。それに呼応するように、「一人では気が乗らないけど、みんなと一緒なら楽しめる!」と様々なクラブ活動が立上りました。現在はハーモニカ倶楽部と裁縫クラブ、ピアノ練習会の3つのクラブ活動が行われています。また、外出支援の一環として、従業員による「散歩コースの選定」や「バスの乗り方練習」も行っています。

実際に利用された方の声

トレーニングセンターに通い、「ハーモニカ」と言う新しい趣味に出合うことができました。最初は2名で始まったハーモニカ倶楽部でしたが、現在は10人近くまで増えています。このハーモニカ倶楽部を通して、新しいお友達も増えました。また、自宅での過ごし方もかなり変化しました。以前はテレビばかり観て過ごしていましたが、自宅でもハーモニカの練習をしたり、新しい趣味を見つけるために外出したりと、すごく活動的になったと感じています。 ハーモニカ倶楽部だけではなく、もちろん体操も楽しいですよ。私は足が丈夫になり、杖を持たずに歩くのも怖くなくなりました。まずは一度、見学に来てみて下さい!一度来たら、きっと「通いたい場所」になりますよ。本当に良いところです。私も新しい仲間が増えるのを待ってます。 (83歳・女性)

調理実習や栄養講話、歯磨き練習や口腔講話などのイベントを通して、「正しい知識」を身に付けることができました。以前は食事の際にムセがありましたが、イベントに参加してからは、実生活でも「飲み込み」や「食べ方」に対する意識が向上し、ムセが少なくなったな、と感じています。また、トレセンに通うことで生活リズムが整い、グランドゴルフや旅行、老人会などに参加できるようになったことも大きく改善した点です。 トレーニングセンターには運動の専門家だけではなく、栄養・口腔の専門家もいます。気になることがあればすぐに相談できるし、勉強になることがとても多いです。ぜひ一度、来てみて下さい。 (78歳・男性)

退院後、インターネットを使ってトレーニング方法を調べ、自宅でもリハビリに励んでいました。しかし、自分の行っているトレーニングが正しい方法なのか、自信が持てずにいました。そんな時トレーニングセンターに通うようになり、自分がこれから行うべきトレーニングの方向性や、今まで行ってきた動作の確認をすることができました。その後は自信を持ってトレーニングを実施できています。また、ただ鍛えるだけではなく、身体のバランスを整えることの大切さも知りました。転倒するのが怖くて猫背になっていましたが、今は膝がしっかり伸び、姿勢が格段に変化したなと感じています。 入院中は本当に「どん底」まで落ちましたが、今は前向きにトレーニングに励むことができています。「誰かが何とかしてくれる」のを待つのではなく、「自分から」動くのはとても大切なことです。動かなければ事態は変わりません。とりあえず一度、外の世界に出ましょう。そして一緒にトレーニングを頑張りましょう。 (63歳・男性)

「自宅に籠ってちゃだめだ」と思い、通うようになりました。トレーニングセンターは目標に合わせた運動メニューを組んでくれるため、「自分のやるべきこと」がはっきりとしています。利用中は自分のトレーニングはもちろんですが、他の方が行っているトレーニングを勉強したり、仲良くなった方とお話ししたりしながら過ごしています。週に1回の利用ですが、体力がつき、「動くこと」に対する自信が持てました。そのため、目標である「庭仕事の再開」も達成できました。現在は庭仕事を継続することが出来る体力と、筋力を維持するためにリハビリを頑張っているところです。自分のためにも、家族のためにも、「自分のことは自分でする」能力を維持していかなければなりません。ひまわりで笑顔に囲まれながら、目的を持って一緒にリハビリを頑張りましょう。待ってます。 (99歳・女性)