作業療法士の先輩かんた

工業高校出身でとくにこれといった方向性があったわけでもなく大学へ進学。

そんなかんたも父親が病院の調理師で母親は介護の仕事をしており、医療色の強い家系で育ちました。

そしてかんたが進学した大学は日本福祉大学。しかし専攻は経済学部を専攻していた。

そんな大学生の時に実習課程の中でリハビリの仕事に携わり、なんかこの仕事いいなって思っていきました。

そしてかんたは、大学卒業後に作業療法士になるために専門学校に通います。その後、愛生館に作業療法士として入職しました。

かんたは、あいちゃんと同じ小林記念病院のリハビリテーション病棟でリハビリスタッフとして働いている。

そんなかんたが年に一度開催される学術大会の実行委員長をすることになった。

住職S
あっ。 愛生館では年に一度、研究発表の場として学術大会というものを開催しています。

学術大会について

学術大会は従業員のレベルアップ・一体感を高めることを目的として、2017年で第7回目を開催しました。
毎回テーマを決めており、今回は「『地域包括ケアシステムを考える』~過去・現在・2040年~」というテーマで開催しました。
「従業員による研究発表」「パネルディスカッション」「特別講演」を通じて日々の実践内容を共有したり、地域の医療・介護について考える場になっています。

医師
おう、かんた。そういえば今度学術大会の実行委員長するんだってな。
どうだ準備の方は・・・。
かんた
あっ。 そうなんですよ。実行委員長ってがらでもないんですけど。
とりあえず、発表者を誰にお願いしようかなって思ってて・。
医師
そうだな。 あいちゃんなんかどうだ。
最近いろいろがんばってるからね。
かんた
あいちゃん?
医師
3階病棟で看護師をしている北原あいちゃんだよ。
かんた
わっ わかりました。今度声かけてみます。ありがとうございます。

とある日の廊下で

かんた
あっ こんにちわ。
もしかしてあいちゃん?ですか?
あいちゃん
あっ はい。???
かんた
●●先生の推薦で学術大会で発表してほしいんだけど。どうかな?
あいちゃん
えっ 私がですか? そんなめっそうもない。他にももっと適任の人いるじゃないですか。
かんた
いや、先生の推薦だけでなくぼくからもぜひお願いしたいなって思って・・。
あいちゃん
そんな、わたしちょっと自信ないです。
かんた
大丈夫だよ。ぼくがちゃんとサポートするから。よろしくね。
あいちゃん
わかりました。それではよろしくお願いします。

ということであいちゃんは学術大会で発表することになった。

そんな二人は、時折学術大会の打ち合わせをしながら次第にお互いの距離を縮めていった。

住職S
ここでリハビリで働く人たちの1日をちょっと紹介します。

リハビリスタッフの1日(早番)

勤務時間 7:00~15:30

リハビリスタッフの1日(通常)

勤務時間 8:30~17:30

リハビリスタッフの1日(遅番)

勤務時間 11:00~20:00