せいじが愛生館に入職

そして、せいじは愛生館に入職することになりました。

せいじ
今日から新しい職場。
がんばろっと・・・

せいじは腕を天に向け青空へ高く高く伸ばし目を閉じた。

とその瞬間。後ろから誰かがぶつかってきた。

そこにいたのはカルテに目を通しながら歩いていたあいちゃん。

あいちゃん
あっ すみません・・・。
せいじ
あれっ!!
どこかで会ったような??
あいちゃん
あっ あれ???。

そう、せいじは沖縄であいちゃんを助けたバンドマン。

なんとなくお互いがどこかで会った感覚を思い出しつつも、まさか沖縄から遠く離れたこの地で再開するとは思いもつかず、二人はその場をあとにした。

 

せいじは、フェアの時にお世話になったエージェントHに挨拶するため、愛生館本部に向かった。

そして、本部へ行く道中の広場でなにやらゴソゴソしている女性を見かけたのでせいじは本部の場所を聞くためにその女性に話しかけた。

せいじ
あのー。本部ってどこですか?
エージェントH
えっ あっ ああああ。

そして、振り向いた女性はなんとエージェントH。

まだ10時だというのにコソコソと早弁をしていたようだ。

せいじ
あっ Hさん。
なんか会うたびにウケますね。
今日は早弁ですか?笑笑
エージェントH
えっ あっ ああああ。
せいじ
それより僕、今日から入職することになったんでHさんに挨拶しよって思って今本部に向かっていたところです。
せいじ
本当にありがとうございます。
また色々お世話になるかと思いますが宜しくお願いします。