スタッフ紹介
当院2階病棟は入院透析、重度褥瘡・神経難病、疼痛コントロールの必要ながん患者など、医療区分の高い患者さんを受け入れております。身体機能の維持、改善を目的としたリハビリテーションのみでなく、患者さんのQOLを重視したチームアプローチを行っています。
慢性期リハビリ病棟 リハビリ係
係長 刑部 直樹


理学療法士7名、作業療法士2名、言語聴覚士1名、歯科衛生士2名
リハビリテーション対象疾患
運動器疾患(150日)
脳血管疾患(180日)
廃用症候群(120日)
呼吸器疾患(90日)
がんリハビリ(期限なし)
当院では、平成26 年度から「がん患者リハビリテーション料」の算定を開始しました。現在は医師・看護師・理学療法士・作業療法士からなるチームでがんの患者さんにリハビリを提供しています。がん患者リハビリテーションの研修を受けた理学療法士が3名在籍し、専門的なリハビリを提供しています。患者さん、ご家族さんのニーズを尊重しながら日常生活動作、及び生活の質の向上に繋がるリハビリを提供していきたいと考えています。
病棟取り組み内容
終末期、看取り患者さんのリハビリ

残りの人生をその人らしく生きられるように、ACP(アドバンスケアプランニング※)の聴取を行い、ご本人・ご家族様の希望に沿ってリハビリ支援を行っています。リハビリスタッフは在宅退院・外出等の希望に添えるよう、環境を考慮し、福祉用具の提案や介護のアドバイスを行っています。
※アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは
将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、患者さんを主体にそのご家族や近しい人、
医療・ケアチームが繰り返し話し合いを行い、患者さんの意思決定を支援するプロセスのことです。
院内デイケア

患者さんが楽しみながら入院生活ができるよう、定期的なレクリエーション実施しています。作業療法士等が中心に、患者さんの趣味・興味に合わせたレクリエーションを提供し、離床して活動的な生活が出来る環境を提供しています。
定期的な口腔ケア

歯科衛生士が中心に口のトラブルや機能向上に関っています。口腔ケア入院患者さんのお口をキレイに保つお手伝いをします。入れ歯が痛いなど、お口のトラブルに対応します。
座圧計を用いた離床
座圧分布測定システムコンフォライト(ニッタ社製)を用いてシーティングの効果判定を行い、快適な座位環境を提供しています。
入院透析リハビリテーション
透析患者さんのリハビリテーションを行っています。透析中にも状態をみながらリハビリテーションを実施しています。
資格
- 骨粗鬆症マネージャー
- がんのリハビリテーション研修 受講修了者(3名)
- 福祉住環境コーディネーター2級
- 介護支援専門員
- 医療安全管理者
- 健康咀嚼指導士
学会発表
- 日本慢性期医療学会
- 日本褥瘡学会
- 日本口腔ケア学会 シンポジスト