碧南市養護老人ホームの看護師をしています細井庸子です。仕事の役割は利用者さんの健康管理です。内容は利用者さんの普段の生活の様子を見ながら身体の不調の訴えや心の不安をきいたり、必要に応じ受診介助に行ったり、嘱託医の往診の介助等行っています。利用者さんの気持ちに寄り添える看護ができればいいなと思っています。

さて養護老人ホームでは利用者さんの生活に張りが出るよう行事が盛んに行われ、スタッフ全員で盛り上げています。そんなわけで私にも敬老会の出しものを頼まれることがあります。「えっ、私が」と少し恥ずかしいのですが、内心どういうふうにやろうかな、どうしたらおもしろがってくれるかなとワクワク感じるところもあります。

今年9月17日に行われた敬老会の私が担当した出し物の演出の工夫をご紹介します。

カラオケクラブに参加される利用者さんに歌を歌ってもらい、盛り上がるよう考えました。

①歌の設定 皆が良く知っていて明るいテンポの曲 「浪速節だよ。人生は。」に決定

②1番、2番、3番 と歌ってもらう利用者さんを変え歌に変化を持たせる。歌う時は前に出て歌う。これがカラオケの醍醐味です。1番はちょっとお年な男女のペア 2番はムード歌謡お得意の男性2人 3番はラストで声がよくでる男性利用者さん。

③1番2番間 2番3番間にナレーションを入れる。芸達者な利用者さんにお願いして浪速節調でこれもいい感じでした。

④歌詞の内容に合わせボードに絵や字を書いて歌のタイミングに合わせ、2人の利用者さんと支援員安宅さん、細井で観客に見てもらう。(この準備が大変でした)

⑤前奏につづみのようにココアの缶をたたく。

⑥女性利用者さんへは華やかな気分になれるよう作成した金色イヤリングをつけてもらう。

など工夫しました。

 当日は練習したかいもあって大成功に終わりました。今はほっとしています。

来年も頼まれたら頑張ろうかな。楽しみにしていてくださいね。

それでは、次のバトンを同じ看護師の特養看護 清水さんへ渡したいと思います!