いよいよ、明日は桜まつりが開催されます。
正式名称は「ひまわり さくらまつり」です。
天気予報では、曇りのち雨!!
おまつりの行事と片付けでなんとか13時まで晴れていてくれるといいですね。
テルテル坊主でも作りますか。
さて、今日のさくらですが、上を見て樹を眺めるのではなく
下を見て、さくらの花びらの敷き詰められた桜色の天然絨毯に心奪われます。
水路にも花びらが浮かびます。この物悲しさがなんともいえません。
さくらが咲いたという心の高揚感が散っていく様を見て、憂うような物悲しさ
と終わってしまったという喪失感に襲われます。
お~っっと少し大げさでしたね。そんな深刻にポエムめいてはいませんが
花見にみえている方々からも、「もう終わりだね」という声が聞こえます。
「もう~終わりだね・・・」はオフコースじゃないですか。
確かに、「さよなら、さよなら、さよなら~~」ですね。
あ~これは映画評論家の淀川さんの言葉でしたね。
ということで、次から次へと桜を眺めながらぐるぐる頭脳が回転します。
本当は、さくらを何も考えずゆっくり眺めたいものですが。
特養ひまわりの入居者の方々も、今年は天気に恵まれたお陰で
しっかり桜を楽しみました。お部屋に居ながらにして「桜」が眺められる
ことに感謝感謝です。
さて、2021年さくら通信も9回をもって終わりにさせていただきます。
引き続き、「藤だより 2021」をお届けいたします。
今年は温かいので、もう藤の花芽がしっかりつき始めています。
さくら通信をのんびりお届けしていると藤が咲いてしまいそうです。
今年は、秋にしっかり剪定し、少しすっきりさせました。
私たちの施設に入っておられる方は、1年で約半数の方が入れ替わります。
この施設にお暮しいただきながら、季節を感じて欲しい
と願っています。同じ季節を何度も繰り返し味わえる方も大勢みえます。
残念なことに、季節を一巡するとが叶わないかたもみえます。
そのような中でも、日本人が心身ともに感じる「季節感」をおもいっきり
味わって欲しいと思っています。それが、ここ「ひまわり」での暮らしで
大切にしていることの一つです。この気持ちが入居者さんやご利用者さんへ
伝わりますことを祈って、「さくら通信 2021」を終わります。