第2回大人用紙おむつ勉強会

― 紙おむつの効果的な使い方 ―

老健ひまわりでは前回好評だった、おむつの勉強会を排泄支援チームにより、今年も開催しました。

いつもお世話になっている、カミ商事株式会社の近藤先生に講師をしていただきました。

おむつの構造や素材、効果的な装着方法など様々な事を学ばさせて頂きました。

 

まずはパッドを手に取り肌触りを確認しました。

尿が漏れないように素材が少しずつ違う構造になっているという事を学びました。

 

パッドのギャザーが横モレを防ぐ効果があるという事を実演して下さっています。

 

これは実際にパッドの吸収体であるパルプとポリマーに水分を含ませている様子です。

その後、水分を含んだ吸収体は瞬間的に固まってしまいました。

実際に素手で触って皆で確かめてみました。

 

続いて、透明マネキンを用いたおむつの効果的な装着方法を教えて頂きました。

その説明を聞いた上で、実際に従業員がマネキンにおむつを装着させてみました。

 

そして吸収率の仕方やモレがないかを見る為に、透明マネキンを使って排尿実験を行ないました。

 

実験後のパットの状態です。

見事モレなくおむつが当たっていました。

その他、リハビリパンツの装着方法など、実際に自分で履いてみて体感してみました。

今回もカミ商事株式会社の近藤先生には、本当に分かり易くご説明して頂き、質問等にも的確なご返答を下さり、とてもためになりました。

ありがとうございました。

今後も利用者さんに心地よく、合ったおむつ(リハビリパンツ)を着けて頂ける様、排泄支援の勉強会を開催していきます。

そして、利用者さんの自立支援を目指していきたいと思います。

 

老人保健施設ひまわり 排泄支援チーム