こんにちは!トレーニングセンターの従業員Oです!
9月中旬から下旬にかけて、「口腔運動会」を開催しました。
今回はコロナ禍での開催。「感染対策」を徹底した上で、利用者さんに楽しんでいただける競技を考えなければなりません。
なかなか難しい課題です。
「しっかり楽しむ!」を念頭に、企画担当のAさんとTさんが検討に検討を重ね、今回は【個人競技】に絞って開催することになりました。
そして迎えた運動会当日。
皆さん気合充分です!
1種目目は「ごっくんごっくんごっくんこ!何度でも飲み込んじゃおう大会!」です。
この競技は「嚥下機能の低下に気付くこと」を目的としています。
30秒間で何回唾を飲み込むことができるのかを競っています。目安は3回。
私も挑戦してみましたが、これが結構しんどいんです・・・
参加された方の中には「1回も飲み込めなかった」と言う方もいらっしゃいました。
2種目目は「息をながーーーーーく!声を響き渡らせよう大会!」です。
自分の好きな言葉を選んで、できるだけながーーーーく、声を出し続けます。
「声量と呼吸機能の力を知る」ことを目的としています。
目安は10秒。
このブログを読んでくださっている皆さんは、何秒声を出し続けることができましたか?
ぜひ一度挑戦してみてください!^^
最後は「思いっきり強く!一息で遠くまで飛ばそう大会!」です。
前回までは「ロウソク吹き消し大会」を行っていましたが、今回は感染症予防の観点から泣く泣く中止に。人気の競技だったため、残念でなりません・・・。
その代わりに、タピオカストローと箸袋を使った競技を考案しました。箸袋には諸々の細工が施してあります。手が込んでる!
この競技は「喀出力と口唇筋力を知る」ことを目的としています。
ストローに思いっきり息を吹き込んで、箸袋を飛ばしましょう!
目安は350cm。
※これはトレセンオリジナルの競技なので、参加された皆さんの平均を取って、目安を決めました。
今回の口腔運動会の中で、一番の盛り上がりをみせました。
そしてもう一つ、盛り上がりを見せたのがこのコーナー!
「教えて!Tさーん」のコーナーです。
競技が終わるごとに「競技の説明」と、「機能が低下することの危険性」についてお話ししました。
「楽しむ」ことも大切ですが、「学ぶ」ことも同じくらい大切です。
言語聴覚士の話に聞き入る、皆さんの真剣な表情が印象的でした(私も真剣に聞いていたので写真撮るの忘れました)
ちなみに各競技の優勝者の成績は
「ごっくん唾のみ」→12回
「声を響き渡らせよう」→38秒
「箸袋飛ばし」→8m99cm
でした。皆さんはどうでしょうか?^^
運動会に参加された方からは、
「そういえば最近ムセが気になる」「声の小ささが気になってた」
等の声が多数上がりました。
「自分の口腔機能について知る、考える」良いきっかけになったんじゃないかなと思います!
合言葉は【元気な人生の結果=口腔×栄養×運動】です。
これからも、「口腔機能」「栄養状態」に着目した楽しいイベントを企画していきたいと思います!
参加された皆さん、ありがとうございました☆お疲れさまでした☆