4月1日の始動に向けて、ケアサポートシステム(コニカミノルタ製の「Hitome Q」)の導入・稼働準備が着々と進んでいます。

全居室の天井に赤外線センサーが設置されました。

「行動分析センサー」と呼ばれる精密機器です。

やらないとは思いますが、クリスマスにシャンパン開けたり、水鉄砲で水をかけちゃダメですよ!!

そして、各居室の床に茶色の小さなシールを貼りました。

このシール、小さいけれど重要です。ベッドの位置をセンサーが認識するための目印なんです。

「ベッドサイド」と認識された範囲での注意行動をセンサーが見る仕組みになっています。

例えば、人間らしき物体が縦型から横型へ形を変えて、上から下へ位置が変わるなどの複数の条件を検知すると「あっ、これは人間が転倒した!!」とセンサーが認識します。

すかさず、従業員が持つスマートフォンに「転倒・転落マーク」が通知がされます。

ケアサポートシステムなら、その場ですぐに画面を確認し、声をかけることができます。

スマートフォンを通じて声掛けする従業員の声は居室天井のスピーカーから聞くと聞き取りにくいことが分かりました。コニカミノルタの担当者に早速調整を依頼しました。

転倒とは関係ないモデル画面です

この赤外線センサーにはカメラ機能がついていて、転倒・転落の場合はドライブレコーダーのように映像が自動で録画されます。

入居者のプライバシーに配慮して、コール発生時にのみ映像が確認できる仕組みになっており、常時監視される心配はありません。

とはいえ、天井にカメラがついていると思うのは嫌なものです。

心理的負担感を軽減するために工夫された見た目は、グッドデザイン賞を受賞されたそうです(*^。^*)

ご家族の皆様には請求書に同封してお知らせした通り、3月22日(月)、23日(火)、24日(水)に介護報酬改定と合わせて分散型説明会を実施します。

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