2021年08月08日(日) 碧南市レクリエーション協会から、外来診療科 リハビリ係に 『2021スポーツ・レクリエーション指導者養成講座』での講義依頼をいただきました✌ 依頼内容が『パフォーマンスアッププログラム』ということなので、『ストレッチの基本』について講義を行いました❕ 今回は、理学療法士の中島が中心に講義を行いました😊前半は座学でストレッチについて勉強し、後半は皆さんで動的ストレッチを実践しました。 これから指導者として活躍する皆様なので、真剣に受講していますね❕ 動的ストレッチの実践です。皆さん汗だくになりながら頑張りました❕ 皆さんは『動的ストレッチ』という言葉を聞いたことがありますか?『動的ストレッチって何だろう?🙄』という方が大半ではないでしょうか。 ストレッチは『静的ストレッチ』と『動的ストレッチ』に分けられます。静的ストレッチ➡筋肉や軟部組織などを、時間をかけてゆっくり伸ばすストレッチ(柔軟体操など)動的ストレッチ➡体を弾ませたり反動を使ったりなど、動きながら行うストレッチ(ラジオ体操など) 皆さんは、どちらのストレッチを行いますか?『静的ストレッチ』を行っている方が多いのではないでしょうか。 ここで質問です❕『なぜ、静的ストレッチを行いますか?』考えたことはありますか?? ストレッチは目的と、タイミングがとても大切です。 静的ストレッチ➡気持ちを落ち着けたい時や、運動後のクールダウン動的ストレッチ➡起床後や、運動前の準備体操 『えー😲運動前は柔軟体操でしっかり筋肉を伸ばさないとケガをするぞ❕って昔から言われてきたのだけど…間違っていたの???』という方も多いのではないでしょうか? クロアチアのザグレブ大学研究チームがプロアスリートらを対象に行った調査では、45秒以上の静的ストレッチにより筋力は平均5.5%、跳躍力や瞬発力は平均3%ダウンしたことが判明しています。要するに…運動前の静的ストレッチはパフォーマンスが下がる❕驚きましたね❕😱 『運動前の静的ストレッチは絶対にダメなのですか??』😵『ダメではありません。しかし、静的ストレッチと動的ストレッチを併用するなどの工夫が必要です❕』☺ストレッチを行う際は、目的とタイミングを考えて、最適な方法で行いましょう❕ 受講した皆さんから、「今まで、いろんなストレッチをやってきたけど、目的などを考えたことはなかった。とても勉強になりました😊」「動的ストレッチは、今日初めて行いました。今までのストレッチとは違って、体が温まりとても動きやすいです。これから取り入れていきます❕」などなど、前向きなご感想をいただきました👍 最後に豆知識をお伝えします👆起床後や運動前には、『ラジオ体操第一』がおススメです❕ラジオ体操は約3分あり、リズムに合わせて13種類の動きが含まれます。さらに、身体にある約600の筋肉のうち、400以上の筋肉を使えると言われています。 皆さんも動的ストレッチを行い、気持ちの良い一日を過ごしましょう👍 講義依頼などありましたら愛生館小林記念病院 外来診療部 外来診療科 リハビリ係 岡 中島☎0566–47-6477 (外来リハビリ室)までご連絡ください。