こんにちは。

栄養士の永谷です。

今回は寄付して頂いた非常食パスタを、

入所者自身で作り、試食する訓練をしました。

少人数ずつ食堂に来て頂き、自分の非常食に名前を書いてもらいました。

「書けますか?」

「読めるかな」

「自分の物だって分かれば大丈夫よ」

名前を書く段階で、皆さん和気あいあいと参加してくれました。

乾燥剤を出してから、お湯を定量注いで、程よく混ぜます。

「混ぜ混ぜ混ぜ~!」

と勢いよく混ぜる方もいれば、

「このくらいかな。もう少し混ぜた方がいいかな」

と慎重になる方もいました。

「美味しくなぁれ♪」

と言いながら混ぜる方もいて、

皆さん楽しめたと思います。

「パスタも非常食であるんだね。」

「初めて作ったよ。いい経験ですね。」

と、訓練は大成功でした。

召し上がるのは、夕食時です。

皆さんの参加に、感謝です。

別日では、非常食パスタに

サニーレタスを添えて食べる事もしてみました。

寄付で頂いたサニーレタスを収穫します。

「立派な野菜だな。顔の大きさと同じくらいあるな」

しっかり洗って、一口サイズにちぎります。

「食べやすいように、しないとね」

担当してくれた入所者の方も、食べる人の事を考えてちぎってくれました。

お皿に盛ります。

「皆に行き渡る様に、多すぎないように」

盛り付け作業も慎重に行ってくれました。

「このお皿少ないよ。もう少し入れてあげて」

と声があり、見守る方も協力的です。

非常食パスタを添えると、完成です。

サニーレタスを添えると、非常食パスタの雰囲気が変わりますね。

「こういう食べ方もいいですね。」

と入所者の皆さんからお声を頂きました。

非常食を作る、試食するは大切な経験です。

養護老人ホームでも非常食をローリングストックしており、

有事に備えています。

今回の経験を活かして、

これからも非常食を作る、試食する機会を入所者に提供していきたいと考えています。