研修会のテーマは

【もし話ゲームで縁起でもない話を身近に】人生の最終段階で大切にしたいことは何ですか?

今回は、碧南市の出前講座をお願いして、講師の先生に来ていただきました。

講師の先生は、碧南市在宅医療サポートセンターの中西知加子さんです。

サポート役で碧南市高齢課の杉浦洋子さんも参加いただきました。

参加者は41名でした。職種は、介護士、看護師、リハビリ職、栄養士、相談員、CM、事務職、運転手です。

もしバナゲームは 

①自分の人生の最終段階について考える体験と話す体験 

②他の人の人生最終段階の話に耳を傾ける体験です

(講義資料抜粋より)

もしバナカードです。

もしバナゲームの様子

今回は余命1年と言われた時の設定で行いました。

皆さん余命1年と言われた時に大切にしたいことは、それぞれ違いますね。

  • 友人にそばにいてもらいたい。
  • 家族の負担にならない。
  • 自分を親身に看てくれる看護師にいてほしい。
  • 痛みがない。

など様々でした。

研修後の意見では

  • もしバナゲームを行う事で、ACPについて理解できた。
  • いざとなると難しい選択。自分の終末について考える良い機会であった。
  • 人それぞれ思い(求めるもの)が異なる。その思いを一人一人うまく汲み取れることが大切と改めて実感した。
  • 最期について(自分の)考えることが出来、これからの介護のケアに役立てていきたいと思いました。
  • 縁起は良くないかもしれませんが、家族とも話し合いたいと思いました。

 など様々な意見があがっていました。

今回の研修で、人生の最終段階の場面で1人1人大切にしたいことは様々でした。

私たちは、利用者の意思が尊重されるように、ACP(Advance Care Planning)に積極的に取り組んでいきたいと思いました。

 今回、貴重なお時間を使って講義に来ていただいた、中西さん、杉浦さんに感謝いたします。

ありがとうございました。