本日、防災倉庫内の防災用品の使用方法についての説明会が行われました。
安城市の方が2名みえて、倉庫内にある防災用品の使用方法の説明をしてくださいました。
倉庫内に保管されている主な防災用品は
・車椅子
・ベッド、エアーマット、毛布
・オムツ
・トイレ(下水道直結型)、(簡易式)、トイレットペーパー
・蛇口付給水機
・発電機
・油圧ジャッキ
・リヤカー
・担架
・飲料水
・アルファ米
などです。
今回はこの中の内、蛇口付給水機、発電機、簡易式トイレ、担架について使用方法の説明を受けました。
蛇口付給水機は、写真右側の水色の給水袋に給水車からホースで給水し、その水を6か所の蛇口から使用する事ができます。給水袋の容量は500リットルあります。
簡易式トイレには厚手のゴミ袋をかけ
給水パッドを中に入れて
簡易式トイレが出来ました。
このままでは人目が気になって用を足せないので、
目隠し用のテントを設置して
これで完成になります。
替えのゴミ袋や給水パッドも備蓄されています。
発電機は説明書がついているので、説明書に従って操作していきます。
燃料はガソリンです。ガソリンも一定量備蓄してあります。
操作の最後にコードをひっぱるとエンジンがかかります。
発電機のAC電源にコンセントをさして使用します。
担架は折りたたんで保管されているので、組み立てて使用します。
つっぱり部分は手を挟むと危ないので、足を使って組み立てます。
しっかりと人を乗せて運ぶことが出来ます。
防災倉庫があっても中に何が備蓄されているのか、いざという時にはどのように使用するのかが分かっていないとせっかく防災用品を準備していても意味を無しません。
今回の説明会で使用方法を詳しく説明頂き、大変勉強になりました。
当施設は、安城市と『特定避難所』として契約しています。安城市内の特別養護老人福祉施設や老人保健施設などが市と契約し、公園や小中学校等の一時避難所では生活が難しい方(要介護避難者等)を受け入れる場所のことです。
地域の中で施設ができることを考え、これからも地域と共に歩んでいきます。