こんにちは栄養管理科です。今回は当院で提供している食事について紹介します。 当院では全病棟で月に1-2回【行事食】を取り入れています。 調理師が病棟に出向き、季節に合わせたお食事を患者さんの前で調理し、提供します。

行事食一覧

また、回復期病棟では【食事レクレーション(※以下食レク)】も月に1回取り入れています。 毎月第二金曜日の昼食が特別メニューとなり、調理師が患者さんの前でパフォーマンスをします。 病棟には料理のいい香りが漂い、調理の音もきこえ、五感で食事を楽しむことができます。

上の写真は4月のお花見食のときのものです。 普段厨房での業務が多い調理スタッフにとって、パフォーマンスの場は患者さんとお話できる貴重な機会です。 下は食レクの写真です。

てんぷらを揚げたり♪
餃子を焼いたり☆

7月の食レクは ‹四日市トンテキ・枝豆サラダ・オクラとトマトのスープ・スイカ〉でした。 当日は病棟で肉を炒めることで、タレの香ばしいかおりが食堂いっぱいに広がりました。 スイカは「夏を感じられるね」と患者さんが嬉しそうに食べていました。 焼肉はおかわりも用意しており、普段は食の細い患者さんもこの日はおかわりをしていました。

毎日口にする食べ物が私たちの体を作り、活動のエネルギー源となります。 食べることは楽しみでもあり、生きていくうえでとても重要な行為です。 そして食べることの前提条件に、食の安心・安全があります。 病院では写真のように、患者さんの状態に合わせた食事の形態で提供しています。

上から常食、きざみ食、ミキサー食

栄養管理科ではこれからも患者さんに安心で美味しいお食事を提供できるよう努めています。 旬の食材を取り入れることはおいしさや季節感を味わうだけでなく、栄養価も高くなっています。 ぜひご家庭でもその時期にあった食材を取り入れて元気に過ごしましょう。