今年も残すところあとわずか。

特養ひまわりも、従業員が手分けして、大掃除、正月支度をしています。

玄関ホールには例年と同じように、施設長自ら、お正月のお花を活けています。

門松風の素敵なアレンジメントになりそうです。

古来より日本では、お正月に新しい年神様とお客様を歓迎するおもてなしのためにお花を用意する習わしがあります。

そして、家族揃って年神様と一緒に、新年の幸せと無病息災を祈ります。

2021年のお正月休み期間中は、新型コロナ感染予防対策のため、ご家族との面会を制限させていただくことになりました。(差入れやお手紙は受付しています)面会が可能な状況になりましら、改めてご連絡申し上げます。

例年と同じように、いえ、例年以上に、入居者とご家族の皆様の幸せと無病息災を願ってお花を用意させていただきました。

特別養護老人ホーム ひまわりの入居者ご家族さま、関係者の皆さま、本年も大変お世話になりました。2020年の年明けには、まさかこのような天災に見舞われるとは予想だにしておりませんでした。不確実な時代が到来し、本当に緊張感の連続です。人間は過去に経験した事象については、記憶があることから感覚的に時を早く感じるのだそうです。だから、年齢を重ねると「あっという間に1年が過ぎた」ということになるそうです。しかし、2020年については、緊急事態宣言が出された春から、この冬まで、経験したことのないような出来事が続き、「長い」1年でした。だからと言って、何も状況が変わっていない現状を考えると、一体2021年はどんな年になるのでしょうか。平穏な日々が送れることが、当たり前だと感じていましたが、実はその「平穏な日々」こそが幸せなのだとよくわかりました。当たり前の毎日を送れることを願って、2020年のご挨拶といたします。皆様のご健康とご多幸を祈念いたたします。

                                    特別養護老人ホーム 施設長 村松英子