突然ですが・・・

アドバンス・ケア・プランニング(ACP:愛称「人生会議」)をご存知ですか?

ACPとは、人生の最終段階における医療・ケアについて、事前にご家族や医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い、考え、共有する取組みのことです。

終末期には約70%の患者で意思決定が不可能と言われています。

もしもの時を迎える前に、小林記念病院2階病棟では約50%以上の患者さんとACPを実施し、患者さんの意思を尊重するよう努めています。

そして、やりたいこと、食べたいもの、会いたい人、行きたいところ・・

本当はきっとたくさんの望みがあっても、

「入院中だから出来ないよな」「誰かの手を借りないと出来ないな」と、諦めてしまっている人たちが少なからずいると思います。

でも、私たちと

『一緒に叶えませんか? ~あなたと家族のその想い~』(•́)

患者さんが叶えたいこと、ご家族が叶えてあげたいことを最大限叶えられるようお手伝いをしています!!



ここでその様子を少しご紹介します★

【患者さん情報】
80代男性 膵尾部末期がん、慢性腎不全
*希望
愛犬に会いたい
*病状
全身の痛みが強く、ベッド上生活。医療用麻薬を使用した緩和ケアが中心。


我が子同然の愛犬に会いたい。でも、体がしんどいし、無理だろうな・・。と、ご本人も半ば諦めていたそうです。

しかし、何とか叶えてあげたい!

ご家族と事前に入念な打ち合わせを実施。

病院まで連れてきてもらい、無事に病院中庭で再会を果たすことが出来ました。

患者さんも愛犬もほんっっとに嬉しそう♪

そんな様子をみて、叶えてあげられて良かったなぁと私たちも温かい気持ちになりました!

どんなに難しい状況であっても、みんなであの手この手で叶えてあげられるよう取り組んでいます!!

もちろん残念ながらすべてを希望通り完璧に叶えてあげられるわけではありませんが・・

是非、お気軽にご相談ください☆

またブログでもご紹介させて頂きますヽ(=´▽`=)ノ