今年もあとわずか・・・めっきり寒くなりましたね。
最近は、りんご1/2個とみかん1個を毎日交互に食べている管理栄養士Sです。
(糖尿病の食品交換表ではりんご1/2個1単位、みかん1個0.5単位ですね☆)
12月にデイケアで開催したXmas会では、調理師さん(富士産業)に鶏肉のフランベを披露してもらいました!


わぁーお!
すごーい!!
想像以上の炎の迫力に皆さん驚きながらも、大きな拍手が湧きました!!
ソースの香ばしい香りもフロア中に広まって、早く食べた~いと声が上がりました。

今回は、イベントの際に嚥下障害の方にも楽しんでもらおうと、老健では初めて「ソフト食」という食事を提供しました!
「ソフト食」は、加齢によって食べる力・噛む力・飲み込む力が弱くなった方に向けたやわらかい食事のことです。
形はありますが、歯を使わなくても押しつぶすことができます。
見た目も普通菜と似た感じに作れるため食欲もわきやすいというメリットがあります。
実際に提供した食事はこのような感じです。
【普通菜 1日目】

【ソフト食 1日目】


【普通菜 2日目】

【ソフト食 2日目】

こちらをきざみ菜やきざみあんかけ菜の方へ提供しました。
普段残される方も、きれいに召し上がってくださいました♪
一方で、スプーンで容易に切れる、のどに張り付かない、まとまりがあって口の中でバラバラにならない、水分が分離しないなど、やわらかく飲み込みやすい仕様にするため、調理には大変手間がかかります。
また、事前に調理師、栄養士、言語聴覚士でテストキッチンをして、美味しく食べやすいよう分量調整を念密に行っています。

委託給食会社(富士産業)の調理師さんの理解があってこその取組みでした。
来月は空フロアでおでんのイベントとソフト食を提供します。
お楽しみに~