渚の里ユニットで、入居者が食事用のエプロンを 畳んでくれていました。

端をそろえて、とても丁寧に畳んでいます。

さすが、人生の大先輩。慣れた手つきです。

きっと、ご家族の洗濯物を毎日たくさん畳んでこられたんだなあって思います。

特養ひまわりでは、入居者の皆さんの日常着は従業員が洗濯乾燥機にかけています。

そして、洗いあがった洗濯物をたたむ仕事は、できるだけ入居者の皆さんにやっていただきます。

これは以前にも紹介した「手続き記憶」を利用した「自立支援」の取組みの一つです。

そして、何よりも、一人一人に「役割」があって、「必要とされる」「感謝される」ことを大切にしたいと思っています。

皆さん、これからもよろしくお願いします!!

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手続き記憶:自転車に乗れるようになる、包丁や金づちをうまく使える、というような記憶で、同じような経験の繰り返しにより獲得される記憶です。しかしその情報をいつ、どこで獲得したかについての記憶は消えてしまいます。また記憶されると、自動的に機能し、長期間保存されることも手続き記憶の特徴の一つとして知られています。この記憶を生かして生活することは、高齢者の自立支援つながると考えられています。