「ねぇ、これ見て」

洗濯物を畳みながら見せてくれたのは靴下です。

「穴が開いてるの(>_<)」

よく見ると、もう何度も繕ったあとがあります。

「これ、よく履いたから、ご家族に新しい靴下持ってきてもらおうよ」

と応えると・・・

「娘は忙しいの。それに、もったいないじゃない。針と糸があれば直せるのよ」

遂に、針と糸を探しに出かけてしまいました。

針に糸を通してお渡しすると、あっと言う間に直してしまいました。

さすが、戦争を生き抜いてきた方です。

物を大切にします。

安易に捨てろと言った自分を反省した出来事でした。