こんにちは😊栄養管理科です🌟
栄養科ブログでは、知られざる病院栄養管理科の取り組みを定期的にご紹介していきます!
今回のテーマは『食事形態』🍳🍲🍝
当院では患者さんそれぞれの噛む力、飲み込む力に合わせた食事を提供しています。
基本的に主食は米飯・軟飯・全粥・ゼリー粥の4段階、
副食(おかず)は普通食・軟菜食・一口大食・きざみ食・ミキサー食の5段階で対応しています🌞
なかでも力を入れている、きざみ食についてご紹介します😻
水分の多い和え物や煮物はそのままきざんでしまうと、口の中でばらけやすく、飲み込みにくくなってしまいます。
また、離水することで誤嚥リスクも上がります。
当院では下茹で後の材料の水気を切ってからみじん切りし、嚥下食品用のゲル化剤で固め、
食べやすい大きさにカットして提供しています。
こちらはチンゲン菜とえのきの和え物の普通菜。
そしてきざみ食がこちら
水っぽさがなく見た目の変化も最小限👏
イベント食の餃子の場合は・・・
皮と餡をそれぞれ別できざみ、
成型した皮でくるっときざみ餡を包むことで
普通食と変わらぬ風味を感じられます😀
食事は見た目も大事!ですよね🥺
豚肉のみそ付け焼きは・・・🐷
一度きざんで成型することで
普通菜そっくりのきざみ食が完成しました😳
かむ力、飲み込む力が弱くなることで
麺類を食べたくても食べられない方が
大勢いらっしゃいます😖💦
そこで!!栄養科では手作りじゃがいもの麺をご用意🤗
舌と上あごでつぶせるので歯のない方でも安心して
食べていただけます👌✨
1本ずつ丁寧に茹でたじゃがいも麺は患者さんにも
大好評でした😊🍜
患者さんに満足して頂けるような美味しい食事を提供したい、そんな気持ちで日々、サービス向上に努めています😄💗
単なる栄養補給だけでなく、毎日の食事を患者さんが「楽しみ」と感じていただけることを目標に引き続き食事提供を行っていきます🐥