こんにちは! 管理栄養士のSです。

秋を感じる季節になりましたね。季節の変わり目なので、皆さん体調にはお気を付けください。

特養では、「その人らしい」生活へ向けて多職種協働で取り組んでいます。

今回は、普段「ミキサー食」という粒のないペースト状のお食事を召し上がっているAさんの
「形のある好きな物を食べたい」という思いに対してケアした一例をご報告します!

ミキサー食は安全ですが、飽きてしまう方もいらっしゃいますよね。

そこで、昔から大好きな「一刻堂のラーメン」を熱々な状態でご家族にテイクアウトしてきてもらいました!

安全のため、食べやすくカットして、言語聴覚士見守りのもと、ご自分で召し上がりました。

「これよ~。私大好きなの。懐かしいわ~。昔はよく食べたのよ。」と喜ばれました♪

現在も2~3週間に1回程度、「形ある好きな物」を安全管理体制のもと楽しんでいいただいています。

こちらは、リクエストした鰻丼を差入れてくださった時の写真です。

美味しそうに召し上がっていますね♪

Aさんのご家族、いつも本当にありがとうございます。

安城特養では、管理栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士が常勤で働いています。

言語聴覚士が嚥下訓練や嚥下評価をした上で、利用者さんの望む生活の実現のために何ができるのか多職種で考え、取り組んでいます。食後は、歯科衛生士により口腔ケアや日頃のアセスメントを実施しています。

利用者さんの「好きなものを食べたい!」という視点から、限られた残存機能の中、意向に沿ったケアができるよう多職種で取り組んでいきたいと思います!(^^)!