「愛知県医療法人協会 拡大理事会」

8割近い病院が赤字。・・・公的病院には、その赤字を補填する仕組みがある

代表曰く、

冒頭、今村会長から病院経営は大変厳しい状況であり、先が見えないとの話から始まった。他業種の方々とお話をしていると、病院は景気が良さそうと言われる。しかし、多くの方は「病院」と「診療所」の違いをご存知ない。

24時間365日、患者さんの健康をお預かりする病院のコストは、人件費だけでなく、水道光熱費やデジタル関係の保守料など、多岐にわたる。

その結果、国の経営データでも8割近い病院が赤字に対し、診療所は約8%もの利益がでている。

そして、公的病院には、その赤字を補填する仕組みがある。日本の病院の8割は、民間である。地域を支えている病院が存続できなくなったら、どうなるのだろうか・・・今後は、仲間と共に、地域や議員の方々など、現状を具体的に理解してもらい、共に地域未来を考える機会を作る必要性を改めて感じた。

※ この頃、代表はしきりに公的病院の赤字補填の仕組みについて論じていらっしゃいます。 現状を具体的に理解してもらうために、 地道な努力をされているということですね。

確かに、私たち民間の病院には、この赤字補填の仕組みはありません。だから、赤字になれば、自然とサービスの質は低下してしまいがちです。そうならないように、創意工夫に努める日々ですが、安穏とは暮らせないのが現実です。ぜひ、 皆で地域未来を考えて行動しなければいけませんね。