今回は新しく導入された体重免荷装置とトレッドミルを紹介します!
体重免荷装置は股の部分からベルトで体を吊り下げて立位を補助する機器です。 トレッドミル(ランニングマシンやルームランナーとも呼ばれます)はその場で歩いたり走ったりすることができる機器で、よくジムなどにも置いてあります。
当院には脳卒中や脊髄損傷の後遺症により立ったり歩いたりすることが困難な患者さんが多いです。 写真のような機器で体を吊り下げることで、体の大きな患者さんでも安全に歩行練習ができます。また、セラピストが骨盤や足を誘導することで理想的な歩き方での練習ができます!
そしてトレッドミルを使用して床面を動かすことによりその場で安全に長時間の歩行練習が出来ます。また、 患者さんの能力に合わせてスピードや傾斜を調整することもできます。
脳卒中のリハビリは発症して早期から歩く練習をすることが重要と言われています。今回導入した機器を用いることで、発症早期でまだ立位や歩行が難しい患者さんのリハビリの質を上げることが出来ると考えています。
今後は実際に患者さんに使用した場面をお見せしたいと思います!