愛生館インタビューリレー
 ~全力で地域を支える専門職集団~ Vol.58

小林記念病院 入院診療部 看護師 永井恵理

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こんにちは。
あっという間に夏が過ぎ去り、すっかり秋ですね。
気持ちがよく、過ごしやすい季節となりました。野菜や果物、魚など秋の味覚が楽しみですね(๑́•∀•๑̀)
よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ!
まだまだ心配も多いご時世ですが、心と身体の健康を心掛けてお過ごしください♪

小林記念病院リハビリ係より、自宅で出来るエクササイズを紹介をしています!
動画や写真でとても動作が分かりやすくなっています。
是非、ご自宅でエクササイズして気分転換してみてくださいヽ(=´▽`=)ノ

では、第58回!永井恵理さんです!!!

愛生館を選んだ理由を教えて!

社会人となり、結婚や出産、専業主婦を経験。育児も落ち着き、パート勤務をしていたそうです。しかし、先々のことを考え「手に職をつけたい!」と思い、退職を決意!介護福祉士の資格取得を目指して、専門学校へ進学したそうです🏫
授業、実習と勉学に励む日々。実習で施設へ行き、患者さんの苦しそうな姿を見る度に「私も痰の吸引やってあげられたらなぁ・・」という気持ちが芽生えたそうです。介護職と看護師の役割の違いであることは理解していても、患者さんを目の前にすると、やってあげられないもどかしい気持ちが残ったそうです。
介護福祉士の資格を取得し、専門学校を卒業!それでも「やっぱり看護師のように直接処置をしてあげたい!」と思い、看護学校への進学を決意したそうです。
しかし、学生生活で収入はストップ。授業料や生活費が必要だったため、何かいい方法がないか学校の先生に相談。その時「とても良い法人で、奨学金制度が充実しているよ★」と、愛生館を勧められたそうです。
(※奨学金制度は、随時改定があります)
勧めを受け、愛生館を検索。卒業後「愛生館に就職したい」と、思ったそうです。
そして、愛生館の奨学金制度を利用し、ご家族や同じマンションに住む友だちや周りの人に支えられながら無事に看護師免許を取得!
愛生館の奨学金制度を利用出来ていなければ、看護師の道を諦めていたかもしれない。愛生館に本当に感謝している。そして本当に看護師になって良かった。心からそう感じているそうです( *´艸`)♡

3階南地域包括ケア病棟の好きなところを教えて!

疾患を患っている方や看取り期の方など、様々な患者さんが入院。
しかし、地域包括ケア病棟の入院期間は最大60日と決められており、退院調整がとても難しいそうです。そんな中、お互いに協力し合い、尊重し合える。そんな関係が一番の自慢だそうです。

💬患者さん従業員とパシャリ 📷 永井さん撮影‼

嬉しかったエピソードを教えて!

担当していた看取り期の患者さん。ご自宅に帰る事を熱望されていたため、何とかしてあげたいと訪問看護師やご家族と繰り返し調整!最期はご自宅でゆっくりと過ごし、ご家族みんなでお見送りをすることが出来たそうです。
後日、ご家族から「是非、仏壇に会いに来て欲しい」との連絡。そのような連絡を頂き、患者さんの仏壇に手を合わせることができたそうです。
退院調整が難しい患者さんだったけれど、患者さんにもご家族にも喜んで頂く事ができ、とても嬉しかったそうです。

あなたが思う『全力で地域を支える専門職集団』とは?教えて!

健康を維持するには、病気になる前に予防をすることが大切!
その為、3階南病棟では、検査・評価入院やリハビリ目的での入院を促し、地域の皆さんの健康維持に全力で取組んでいるそうです(◍•ᗜ•́)✧
地域の皆さんにとって“困っちゃったら小林さん”そして“困っちゃう前にも小林さん”でありたい!そんな想いで、日々の業務に努めているそうです!

※「困っちゃったら小林さん」とは・・・
利用者さんや地域の方々が困った時に、「小林記念病院をはじめとした愛生館に相談すれば大丈夫!」と思って頂けるような相談支援体制のこと

あなたが思う輝いている人を教えて!

3階南病棟看護係の新海係長!
知識量も多く、アドバイスも的確!指導の仕方がとっても上手なんだそうです!
そして誰に対しても、どんな時も気持ちが安定していてフラット!新海さんが病棟にいると、とても安心感があるそうですヽ(=´▽`=)ノ

心掛けていることを教えて!

患者さんの様子をしっかりと見て、「随分と回復しましたね!リハビリ頑張っていますね!」などと、声掛けすることを大切にしているそうですヽ(=´▽`=)ノ★
車椅子から歩行器へ。歩行器から杖へ。患者さんが少しずつ回復していく姿はやっぱり嬉しい!「見てみて~」と、嬉しそうに患者さんから声を掛けてくれることもあるそうです!
今は、特にコロナ禍で面会が出来ず、患者さんも色々な事を我慢している。少しでも淋しさを和らげてあげたいなぁと思っているそうです♪
また、出勤したら私生活のことは全て一旦忘れる。そして、患者さんや周りの従業員と真剣に向き合うことを大切にしているそうです!

私生活について教えて!

仕事も私生活もバタバタと忙しい日々。そして、コロナ禍でなかなか出掛ける事も、人に会う事も出来ない状況(´×ω×`)そんな時だからこそ、いつか安心して出掛けられる日を夢みて、行きたい所や食べたいものを調べているそうです🔎
早くコロナ感染が落ち着き、安心して生活を送りたい。そして、入院している患者さんにも安心して面会をさせてあげたい。そんな想いで日々を過ごしているそうです。

💬また仙台に行きたいな~😏
💬自粛中には読書も‼

また、お母さんが少し前にご逝去されたそうです。
しばらく病院で療養生活を送っていたので、“最期は自宅で過ごさせてあげたい”と想っていたそうです。しかしその想いとは裏腹に、自宅に迎えることが難しい状況。色々な葛藤を繰り返し、介護休暇の取得を決意!休暇申請をし、いよいよと思っていた矢先の出来事だったそうです。
自宅に戻らせてあげられなかった事とコロナ禍でコロナ前のように面会をさせてあげられなかった事がとても心残り・・。でも、実際には叶わなかったけれど介護休暇を取得出来る制度や環境、周りの方たちに感謝しているそうです(◍•ᴗ•◍)

永井さんの相手を思いやるやさしさを感じました(◍´ꇴ`◍)
そして、早く患者さん、ご家族が安心して面会できる日が来ることを切に願います。

次回は、稲垣典久さんが登場致します。お楽しみに!
ヾ(*T▽T*)ヾ(*T▽T*)ヾ(*T▽T*) マタネーン!!