高齢者が多いこの時代

高齢化が進み、認知症の方も多くなっています。認知症と言っても原因や症状は様々で、治療法も異なります。一般的には脳を活発に使うことが認知症予防になると言われており、この回ではどこでも簡単にできる認知症予防の体操を紹介します。

継続のポイント

継続って難しい…と思う方は多いと思います。初めから高すぎる目標を立てると、道のりが長くて「運動をしなくてはいけない!」という義務感が出てしまいます。

この義務感が逆にストレスになってしまい、挫折につながってしまいます。

そこで重要な継続のポイントは、

  1. 無理なく続けられる
  2. 自分の体力にあった運動を選ぶ

です。

グーパー体操

手足の運動は脳の活性化によいと言われています。今回紹介するグーパー体操は名前のとおり、じゃんけんの「グー」と「パー」を使って、リズムよく交互に入れ替える体操です。

考えながら手を動かすことで、脳に刺激を与えます。

間単にできるので、ちょっとした時間や、時間を決めて日常生活の一部に取り入れてみてください。

  1. 開始姿勢は右手を前に突き出し、「パー」にします。左手は胸につけて「グー」にします

②前に突き出す手を入れ替え、突き出した方の手を「パー」でそろえます

③慣れてきたらだんだんとスピードを速くしてみましょう

 

いかがですか?簡単に感じた方はパターンを変えて行ってみてください。

パターン①:突き出した手「パー」、胸の手「グー」

パターン②:突き出した手「グー」、胸の手「パー」

パターン③:突き出した手「パー」、胸の手「チョキ」

パターン④:突き出した手「チョキ」、胸の手「パー」

歌と合わせるともっと楽しい

リズムに合わせるときに、「もしもし かめよ かめさんよ~」みたいに、歌を歌いながら行うとさらに刺激が入り効果的です!

みんなで一緒にやるととても楽しく出来る体操です。

ぜひ声を掛け合って試してみてください。

まとめ

今回は簡単にできる認知症予防体操の例を紹介しました。家に閉じこもるのではなく、活発に生活することもとても良い予防につながります。ぜひ活気ある生活を送れるよう目指してみてください。