病院の西棟に新しい建物ができているのをご存じでしょうか?

その建物の1階に、わたしたち栄養管理科が引っ越します。

厨房移設が決まり、何度も図面を見ながらミーティング、新しいシステムの導入のための研修、搬入機器の選定などなど。

そして、ついに完成!引っ越します!!

365日、朝昼夕の食事を止めないで引っ越すのはとても大変です。

栄養管理科では、いつも以上に団結力を発揮し、通常稼働しながら新厨房稼働に向け取り組んでいます。

まずは新しい厨房機器を覗き見・・・

ピカピカの機器。

写真2枚目はブラストチラーです。

加熱した野菜を急速冷却することができ、衛生面も美味しさも格段にUP⤴⤴します。

特に冷菜はとても美味しくなりました!試作試食済み(*^^)v

写真3枚目は再加熱カートです。こちらを利用し、新しい給食システム【ニュークックチル】を取り入れます。このシステムについてはまた機会があればご紹介したいと思います(^^)

そして、厨房内の床が変わります!

約40年間使用してきた現在の厨房では、汚染区域(下処理や調理前作業)と清潔区域(味付けや盛付)の境目を調理台ごとに決めて使用していましたが、新厨房では作業スペースが広くなるため、ひと目で分かるよう色分けされ区切られています。

調理前と調理後の食材の混同がさらになくなり、とても衛生的に作業がすすめられます。

そして、床の色を明確にしただけでなく、ウェットキッチンからドライキッチンとなりました。

ウェットキッチンでは、清潔を保つため、厨房内の床や溝に毎週水を流し、ブラシでゴシゴシと清掃していましたが、これからは厨房内に溝がなくなるため、より衛生的な環境で食事を作ることができます。

設備や機器が新しくなりますが、これを機会にひとりひとりが衛生管理の徹底ができるよう改めて勉強会を行ったり、ニュークックチルを取り入れるにあたり、新メニューの考案や調理の作業動線などの確認を行ったりしています。

患者さんに今まで以上に安全でおいしい食事の提供ができることはもちろん、私たちも働きやすくなる環境に感謝し、より患者さんに楽しみにしていただける食事となるよう工夫していきたいと思います。

本稼働は2023年2月頃を予定しています。